人間が何もしない方が世界は豊かになる。
森の芸術大学AUNではありのままの自然と人間がどう折り合いをつけていくか、生活の中で学べる場です。自然界は決して人間の思い通りにはならないと知れば、自然界の波長に合わせて生きる方が折り合いがつくと感じ入るものです。
「何もしない」とは堕落ではなく、智慧です。
「わからない」とは無知ではなく、知の極みです。
「遠離一切顛倒夢想」これは般若心経の一節で、執着や偏見から解放された、真実の悟りの境地を表しています。
人間は言葉の意味(解釈)によって、ますます妄想に囚われ、自然から乖離していきます。
始まりや根源は「意味」ではなく「音」「周波数」「不安定さ」です。
自然界の「ゆらぎ」や「変化」や「雑多さ」を敵にせず、共振共鳴する力として観察し感じ取ることが外なる世界と内なる世界の豊かさにつながると観じます。
まずは「何もしない」をベースに持つと自然にいろいろな波が入ってきます。
森の芸術大学AUNの校訓は「空の器」です。
そんな学び(愛火)の世界があります。
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